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勘で生きるロシアの民

アルハンゲリスク州のいろいろな都市に移動するため
小さな入り江を渡らなければならない箇所があります。
港といっても建物はもちろん看板もなし。時刻表もない・・・。
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これが港だ!

なのにわらわらとある場所に車が集まります。
地元民だけが知っている船の時間は「なんとなくこの時間」。
1日数便しかないのだけれど行きも帰りもドライバーの感はピタリ!
さすがじゃ~ロシア人!と感心しきり。
arkh-11.jpg
この船に乗ります。車はそのまま。人々は吹きっさらしです。

砂地を車で船に乗リ上げる際は船員がいいころ合いで板を敷き
補助してくれます。この勘も職人ぽくて小気味いい。

私たちの車の次にダンプカーでも運転しそうなおばちゃんが
普通自動車をバックで乗せてきました。
牛でも簡単に絞めそうな腕を運転席のドアに掛け
後ろを見つつ片手でハンドルを回しバックしてくる。
そのおばさんの迫力に釘付けになってしまっていると
「ドンッ!」という音が大きな揺れとともに…
おばさんは勢い余って私たちの車に突っ込んだのです。
「おい!気をつけろ!」と私のドライバーは外に出ましたが
「何言ってんのよ!先に入ったあんたが悪いんでしょ!」と
なぜか怒られてしまいました…。
ロシアでは理不尽な言い訳は当たり前(?)なので慣れていたつもりですが。
そそくさと何事もなかったように車の中に戻ってきたドライバー。
「ご婦人、勘が狂いましたね~」とか上から言ってやれる立場ではないのか?
どうして言い返してやらないの!?とイラっときましたが
おばさんの車の後部座席を見て納得。
レスラー?!らしき屈強、かつ野蛮なオスが二人。
しかもロシアでも北、10月だというのにノースリーブ!
やっぱりレスラーか?!

ここは大人しく観光を楽しもう・・・そう自分自身を言い聞かせたのでした。
これも生き抜くための勘でしょうか・・・。





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