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東シベリアの旅

この夏、かなてから念願だった東シベリアに行ってきました。
中世ロシアの趣きを残すイルクーツクから神秘の湖,バイカル湖を抜け
宗教も人種も異なるブリヤート共和国へ、その文化の違いの流れを
この目で見たかったのです。

baikal.jpg
バイカル湖を挟んでイルクーツクとブリヤートがあります。

出発前から数少ない資料を集めましたが、実際は情報よりも時の流れは
速く日々変化するシベリアでした。
人種の比率はブリヤート共和国ウラン・ウデ市ではロシア人50%、ブリヤート人50%ですが
ロシア人とブリヤート人の結婚も多くなり混血が増えてきているということです。
経済発展は著しく、建設ラッシュ。物価も他のロシア各地に比べ高いという印象でした。
イルクーツク市の地価はモスクワ、サンクトペテルブルグに次ぐ3番目に位置しており、
シベリアという地域を考えると何かメリットがあるのか?と不思議でしたが・・・
中国の経済発展の流れでモンゴルは経済成長率世界3位となり、モンゴルと
密な東シベリア地区も勢いに乗っている!?のかと思います。
ブリヤート共和国はモンゴルととても友好国でVISAは1時間程度で発行してくれるそう。
ウランバートルまでは車で5~6時間なので人の流れも物流もとても盛んなようでした。

buryat-1.jpg
ロシアの文化とは異なる独特のブリヤート。

とにかく日本車が多く、通りだけを見ていると「ホンダ、トヨタ、ホンダ、ニッサン・・・」
モスクワの比ではありません。中古車なので「愛羅武勇」とか「夜露死苦」的な文句を
書いたものもそのまま使われており、事実を知らないことを願うばかりです。

シベリア紀行つづく・・・

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