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ロシアの中のチベット仏教

ブリヤートにはチベット仏教寺院イヴォルギンスキー・ダツァンがある。
イヴォルギンスキーとはブリヤート共和国の首都ウラン・ウデから23km
離れたイヴォルガ村のこと、ダツァンとは寺院のことです。
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宗教の自由がなかったソビエト時代の弾圧で多くの寺院は破壊され
ラマ(僧)は殺されたけれど、地下活動など屈せず今に息づいている。
1992年にダライ・ラマ14世がこの地を訪問してからは教徒の勢いもあり
新しい寺院建立、資料館の建設が活発に行われている。
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資料館の中はまだ製作中のラマの像がいくつかあった。
若い僧侶や信者の手作り。

マニ車の中には経文が書かれていて、回した数だけ教を唱えた徳がある。
中には身長をはるかに超えるものもあり回すのも結構大変。
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この村は道はあるけど「通り」がなく住居の区画がない。
なぜなら家を建てるときはラマに相談しラマの指示通りの
位置(土地)に家を建てるそう。
ただそれでいいなと思う風景なのです。
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それぞれの信仰がぶつかることなく寄り添っている、そんな感じを受けます。
シベリアにはもうひとつ大切な信仰があります。
シャーマニズムです。次回ご紹介いたしましょう・・・。
シベリア紀行つづく~。

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