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怪しすぎ!ロシアン バビー


ネットのお客様が時々全国から遊びに来てくださるので
この感動はひとしお!お店出してよかったな、と思う瞬間です。
7月から私は週6日の営業日のうち2日しかお店に出ていませんので
もし、今後いらっしゃる際は前もってお知らせください。
必ずお店に出向きますので!

そんなお店番ですが、結構刺激的。
中でも新しいSTAFFヒロミちゃんを釘付けにしたのは開店以来何度も
足を運んでくるロシア人。通称バビー。
50歳くらいの体格の良いバビーは自称画家。
だけど毎回姑息な営業をしてくる。
今回はバビー曰く「19世紀のイコン」・・・「本当は20万円くらいするけど
2万円でどうだ?」と言う。
そんなロシア国外から出せないような貴重なシロモノをヨレヨレのズボンのポケットから
引っ張り出し、薄いビニール袋をべりべりに無造作に破き、「どうだ!」と
言わんばかりに見せつけた。ご満悦なバビーの顔が面白かった。

そのお次は、石に彫られたキリスト(←あくまでバビー曰く)。
これがまた、「あんたが彫ったでしょ!」と言いたくなるような作りで
「とらわれた宇宙人にしか見えない、ひいいいい~」とSTAFFヒロミちゃんは
涙を流していた。

次から次と「ウケ」の良いものを提示してくれるバビー。
冗談ではないところがまたいい。
しかも「上海は(景気がいいから)馬鹿売れするのに日本ではまったく売れない!
(まだまだだな、日本は。ワカッテナイヨォ!)」とバビー。
「どっちがっ!」と突っ込みたくなる気持ちを抑え
また次回、刺激的なパフォーマンスを見せてくれるよう「スパシーバ!」と
満面の笑みで見送る私たち。
怪しいロシア人、バビー。
夕日でほんのり染められたバビーの背中を見ていると、日露貿易がいまだ
発展途上であることを知らしめるようで物悲しかった。





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