SSブログ

ロシアでちょっとお茶しよ。

ここ数年のCAFEブームでお茶事情もかなり変わってきたロシア。
1年前にアルバート通りにスターバックスができたと思えば、この夏には同じ通りに
4店舗に増えていた。同じ通りに・・・。というのも、客のほとんどは外国人。
外国人観光客の集まるアルバート通りならではのこと。
ロシア人にとって3倍近く高いコーヒーやチャイを飲むには「ちょっとお茶しよか・・・」と
いう気にはならないのでしょう。

やっぱり「一服」にふさわしいのは「クワス」でしょう。
一時はコーラとやらに押され消えつつあった伝統的正統派飲料クワスですが
ここ7~8年で国民のバックアップのもと、大復活を見せているのです。
クワスは黒パンとイーストで作られる発酵ドリンク。
各家庭でも作られ、お味もそれぞれ。
マーケットでペットボトルでも売られていますが、やはり街角にたたずむタンク売りがサイコー!
「プハア~やっぱりこれだよね!」とロシア人でなくてもそう言ってしまいます。
ファミリーレストランの「ヨールキーパールキー」のクワスは自社製のものだそうで
ここのクワスは日本人にも飲みやすい感じがします。
kvass.jpg

ホテルではいつもケフィア系のドリンクを飲んでいます。出発前に日本にいるロシア人の友人に
「だったらヴァレニッツも試してみて」と。食べるヨーグルトと飲\むヨーグルトの間のような口当たりで
とにかく濃厚!乳製品は発酵段階で製品が変化してておもしろい!
russian drink-3.jpg

牛乳を自然発酵させてできる「タン」というドリンク。
簡単に言えば牛乳を自然に腐らせて、自然に発酵させ、自然に炭酸がフツフツと・・・
みたいな飲み物。その概念を抜いて、お味は牛乳に無糖の炭酸飲料を混ぜたような
すっきりさわやか!なもの。何に効くか分からないけど「効く~」って感じ!
中央アジアなど遊牧民をイメージするよね、と勝手に思っていたら、わらわらとカザフスタン、
タジキスタン系の青年たちが「タン!タン!」と言って数本抱え込んでいきました。
このフツフツと沸いた具合↓とりあえず何かに効きそうでしょ!?
than.jpg

その土地の気候、風土に合った飲み物。やはり現地で味わうのが一番ですね。







共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。